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シャトー・メルシャン 椀子(マリコ)・ヴィンヤード

2012年7月25日(水)

メルシャン「2012年椀子(マリコ)ヴィンヤードメディアツアー」

メルシャンの自社圃場です。
長野県上田市の畑に出かけてきました。

今回初めて新幹線での訪問となりましたが
ようやく位置関係が分かった気が・・・
東京から車で移動すると、ほとんど人任せなので
車中おしゃべりばっかりしているといつの間にか到着していること多々
新幹線だと停車駅のアナウンスがあるので
「あ、軽井沢の近くなんだ」っとね。
スイマセン、のっけから低次元すぎますね。
それにしても長野デカっ

東京駅から1時間半、軽井沢に近いんだからさぞかし涼しかろう・・・
とはいかず、日差しが少ない(この日は)わりには蒸し暑い。
ですが、山々にグルリと囲まれ、田舎の香水(近くに牛舎があるらしい)漂うこの地は
あいかわらずのどかでした
003_convert_20120805063149.jpg
メルローの畑 周囲は山に囲まれています

ただ目の前に広がる椀子の畑は実に広大!
葉は向こうの景色を遮るほど成長し、樹も太く立派になっていました。

私がこの地に最初に訪れたのは、実はここが正式に開園する2003年。
当時は試験栽培で十数種類のブドウが数本づつ植えられていたと記憶しています。
今回案内してくださったのは、ゼネラルマネージャーの齋藤浩氏ですが
9年前もこの地に立っていました。そして自信満々に言いました。
「これからここに本格的に植栽して高品質なワインを造る」
すでに土地の潜在能力を確信していたんですね。

2度目は2007年。当会のイヴェントでヴィラデストとサンクゼールを訪問時に
ナビゲーターの山本博会長が「近いからちょっと見に行こう!」とアポなし訪問
このころは第3期造成・植栽(シャルドネ、ソーヴィニョン・ブランを増やしていた)時期です。

↑これでもだいぶ大きくなったイメージでしたが
現在は20ha
見えるところは全部椀子ヴィンヤードといってもいいでしょう。
椀子ヴィンヤードの変遷は以下の通り

2003年/第1期造成・植栽/5ha/シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン
2004年/第2期造成・植栽/6ha/メルロー、カベルネ・フラン、シラー、試験品種
2007年/第3期造成/
2008年/第3期植栽/4.3ha/シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン
2008年/第4期造成
2009年/第4期植栽/4.7ha/シラー、メルロー、カベルネ・フラン

*すべて垣根仕立て


畑は青々と茂った葉の陰に、まだ小さな粒のブドウの房が順調に育っていました。
さて、ここで我々は何をするか?

この、青々と茂った葉を取り除き、陽当りと風通しをよくする
除葉
という作業を教わりました。
メルローの畑で新梢から3つ目から下の葉をすべて取り除きます。
この段階で東側に茂る葉を取り除き、ヴェレイゾン後に西側を除葉する(あまり高温になりすぎないように)
‘2段階除葉’が基本ですが、我々シロウトにヴィンヤードマネージャーの弦間浩氏から「あまり気にせずやってください」とのお言葉をかけていただき
伸び伸びやらせていただきました。




           無言・無心・・・





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除葉の仕方を教えてくださっている弦間ヴィンヤードマネージャー 背後は作業前のメルローの樹々

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作業後 サッパリ~ 少しはお役に立てたんでしょか???

力仕事(というほどでもないですが)してたら結構な暑さ
涼しいバスで上田の駅前に戻り
東急インにて今度はテイスティングです。

「輸入・販売だけでなく、この日本でワインを造っていかないと、日本のワイン文化は定着しない」
と力強く訴える鈴木徹社長のごあいさつで始まりました。

テイスティングしたのは以下のワイン
シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード
シャルドネ 2011(2003年植栽)
ソーヴィニョン・ブラン 2009(同上)
ソーヴィニョン・ブラン 2010(同上)
ソーヴィニョン・ブラン 2011(2003年及び2008年植栽)

メルロー 2007(2003年植栽)
メルロー 2009(同上)
メルロー 2011(2003年及び2004年植栽)バレルサンプル
シラー 2009(2004年植栽)
オムニス 2009

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シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤードシリーズ 中央に鎮座するのが初お目見えのオムニス

解説はチーフワインメーカーとしてお馴染みだった味村興成氏。現在はブランドアンバサダー&ブランドマネージャーとして、本社に勤務されています。

シャルドネ2011、ソーヴィニョン・ブラン2011、メルロー2009、シラー2009は既存アイテムの新ヴィンテージ。
白2アイテムが造られた2011年は、発芽・開花が例年より遅れたが、梅雨入り梅雨明けが早く猛暑も早く訪れたため、生育の遅れを取り戻して熟度の高いブドウを収穫できたそうです。
長野には北信地区のシャルドネもありますが、そちらとはまた違う、キリっと柑橘の香りと奥行きのある酸味のスタイリッシュなワインに仕上がっています。
赤2アイテムが造られた2009年は、夏雨が少なく気温は高く、寒暖の差が大きかったため、病害の発生も少なく、白2011同様熟度の高いブドウが収穫できたそうです。
メルロー、シラーとも黒い果実の凝縮感が強く、ミネラル感、ほどよいタンニンがあります。

そして、今回初お披露目の「オムニス2009」はマリコ・ヴィンヤードシリーズの最高峰の位置づけの赤ワイン。
名前のオムニス(OMNIS)はラテン語で‘全て、全能’の意味。
口中に含んだ際一体となる極上の味わいに加え、同畑の全てを堪能できるワインという意味が込められています。

〇カベルネ・ソーヴィニョン64%
〇メルロー21%
〇カベルネ・フラン11%
〇ビジュ・ノワール4%<ブドウ山梨27号(甲州3尺×メルロー)×マルベック>
ボルドーブレンドに日本の交配品種を加え‘ニッポンのワイン’を主張しています。

色はほかのどの赤ワインよりも濃いぃ。
味村氏曰く、この色はカベルネのポテンシャルだそう
むせるような濃縮した果実味(プラムやブラックカラントのような)と深い酸味が絶妙なバランス。
これが熟成するとどうなるのか・・・
今から楽しみです。

023_convert_20120805063406.jpg
赤5種類 一番右がオムニス 安いカメラで撮ってもこの色の濃さは一目瞭然!

気になるのはお値段?
オープン価格につき希望小売価格は設定していませんが
「桔梗が原メルロー」くらい、かなー



新ヴィンテージとオムニスは9月3日に発売
生産本数が少ないため首都圏エリア(東京、神奈川、千葉)のみの販売ですが
5~6年先までには全国展開できるまでに収量を増やす予定だそうです。
それにつけ、樹はいい感じで働き盛りに成長していきますからねー。
質・量ともに充実していくマリコ・ヴィンヤードをこれからも見守りたいと思います。

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まとめ【シャトー・メルシャン】

2012年7月25日(水)メルシャン「2012年椀子(マリコ)ヴィンヤードメディアツアー」メルシャ
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